深浦大好き人たちが集えるサロンでありたい。

山本千鶴子 「セイリング」 深浦3日間の旅で最後に訪ねたのが、「セイリング」というお店をご夫婦で営む山本千鶴子さん。 深浦役場のすぐ向い、店先には「海彦山彦」と染めぬいた旗。 これは、青森県がすすめるキャンペーンの一環で、地元の海の幸・山の幸を使った地産地消メニューを提供する店の目印とか。 「すぐ手を挙げました。深浦には素晴らしいものがたくさんある。 深浦の人は一番おいしいもの、贅沢なものを食べているのに、その価値に気づいていないのはもったいないなぁと思っていました」

以前は、2、3ヶ月に一回、一流の寿司職人を呼んで地場の食材で握ってもらう"寿司の日"をやっていたという。 「素晴らしい、って、皆さんあらためて深浦の豊かさに感動するんですよ。 今は観光客の人は十二湖を見たらバスですぐ帰ってしまうけど、少しでも地場の素材を生かした料理を味わって帰ってほしい。 ほら、食の記憶ってなかなか忘れられないでしょ」

取材中にも、何人か常連さんがやってくる。 「変わり者が多いかな(笑)。ここはサロンのようなもので、多くのお客さまより、繰り返し来てくれる人がいればいいと思っています」

海彦山彦定食
山本さんのお話を聞きながら、おなかと頭の片隅で気になっていた料理がいよいよ運ばれてきた。やはり朝の漁次第の地産地消メニューだが、深浦の豊饒な自然は決して期待を裏切らなかった。海、山、海、山・・・われわれは海彦山彦となって黙々と、ひたすら食べに食べ、そして轟沈した。
・エダマメ塩ゆで ・サザエ、アジの刺身 ・ホヤ酢の物 ・カレイの唐揚げ ・メバル煮付け ・アジ南蛮揚げ ・ナス肉味噌あんかけ ・ミョウガ甘味噌焼き ・ミョウガ夏野菜卵とじ

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NOTES

海彦山彦

白神海彦山彦食の旅」は、深浦町・鯵ヶ沢町の宿泊・飲食施設で提供される「地産地消メニュー」を広く知ってもらうための青森県の企画です。のぼりがある提供店では、旬の素材と地域で育まれた郷土料理を楽しむことができます。